金沢総合高内さん長谷川さん 「素敵な笑顔」で入賞 ウエディングコンテストで
8月21日に横浜そごうで「高校生ウエディングコンテスト2012」が行われ、高校生が花嫁のスタイリングに挑戦した。今年で4度目となるコンテストに、金沢総合高校に通う内美咲さん(16)と長谷川杏樹さん(17)が出場。「フォトジェニック賞」に輝いた。
コンテストでは、高校生が思い描く花嫁像をそれぞれ選んだテーマに沿ってプロデュース。応募総数101組から書類審査を通過した18組が、主催した岩崎学園横浜fカレッジの学生の指示を仰ぎながらドレスやブーケ、ヘアメークなどのトータルスタイリングを競った。最終審査は高校生自らモデルを務め、ドレス姿でステージ上のランウェイを歩いた。テーマに沿ったコーディネートや着こなし、歩き方が評価の基準となる中で、二人は「とびきり素敵な笑顔」を見せたチームに贈られる「フォトジェニック賞」を受賞した。
「エントリーナンバーを呼ばれた時は呆然としていた」と入賞の瞬間を振り返る長谷川さん。得意の絵を生かし、デザイン画の作成やメークなどを担当した。「当日は杏樹の魔法にかかった気分だった」と話すのはモデルを務めた内さん。メークは内さんの目や眉の形を計算して施した。「お互い分かり合えていたのでは」と振り返る。
テーマは「Jelly fish〜海に浮かぶ月〜」。オーソドックスな形が多い中で突出したかったという二人。あえて金髪のショートヘアにこだわり、ウィッグも染め直した。「海に浮かぶ幻想的なクラゲを表現したかった」と内さん。青いドレスを選び、アイメークにはラインストーン、ヘッドアクセサリーにはクリスタルを使い雫を表現した。「今まで絵が好きで描いてきたけれど、自分の表現は平面の紙の中だけだと思っていた。それが今回絵の中から飛び出してきたようで嬉しい」と長谷川さんは喜びを語る。ランウェイを歩く内さんを見て「笑顔で嬉しそうに歩いてくれた。『やった』と言いたい気分だった」。内さんも「緊張は全くせず幸せだった。楽しんでいたのが審査員に伝わったのでは」とにっこり。
一方で、自身のウエディングは「無難で良い」と口を揃える二人。ただ「人生で一度、最高のウエディングにしたい」とやはりこだわりたいよう。内さんは「ファッションは自分を表現するもの。こんな私です、どうぞよろしくお願いします、と。将来は自分らしいものを着たい」と話していた。
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