「体質知って、必要な薬を」 区内医師が出版
釜利谷東にある「鳥居泌尿器科・内科」の鳥居伸一郎院長は1月22日、『体質がわかればいらない薬がみえてくる』(幻冬舎ルネッサンス)を自費出版した。
「高血圧や糖尿病など、一人で薬を10も20も飲んでいる人も多い。どれがいるのか個人個人で考える必要があります」と話す。泌尿器科の専門医であると同時に東洋医学の専門医でもある鳥居院長。「例えば高血圧になりやすい体質の人もいる。正常値はあるがどこまで下げるべきか、考え直そうということです」。同書では、臓器別の病気を治そうとする西洋医学と、患者の心身のバランスを整えようとする東洋医学に着目。患者それぞれの気質や体質にあった治療法の必要性を考えさせる。
「むやみに薬をやめてという訳ではない。ただ無農薬や健康食にこだわっている人も化合物である薬は飲む。場合によって毒になる可能性もあるので、医者や薬剤師と相談してほしい」と鳥居院長は話していた。
同書は区内書店(岩下書店・相川栄文堂)、または同院で手に入る。
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