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金沢区自主事業 地域特性生かし編成 防災は共助体制を強化

政治

公開:2013年2月14日

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 2013年度の金沢区編成予算案がこのほど、発表された。自主企画事業費は総額1億1899万6千円で、12年度比で369万円減。区の特性を生かした事業を積極的に進めていくという。

 今回の予算編成案は、「地域の皆さまと共に考える、挑戦する、つくる!」をキャッチフレーズに、「金沢区ならでは」といえる事業や実施手法を検討し、作成された。防犯・防災、子育て、観光・産業振興、地域活性化をテーマに事業を大きく5つに分け、個性ある区づくりを目指す。

 防災・減災に向けた取り組みは、市内全区で予算を計上。金沢区は「”えん”づくり事業」(707万円)と題して、地域防災を担う指導者の育成と共助の仕組みづくりに取り組む。指導者養成を目的とした地域防災拠点運営の実践的な訓練を行うほか、災害時に区内事業所の特性を生かした共助が機能するよう「災害時等協力事業所登録制度」を新たに確立していく。

 子育て関連は「子育て情報スマートタッチ!かなざわ・こそだて.net構築事業」(64万円)が重点事業に。区や市のサイト上でばらばらに存在している情報を集約し、ユーザーの必要に応じて検索できるサービスを構築する。試験運用を経て今夏スタートを目指す。

 産業振興の分野では、区内にある2つの大学と連携し、中小企業の活性化を目指すベンチャープロジェクト事業(100万円)を計画。学生が中小企業を訪問し、学生視点で訪問企業を紹介するパンフレットを作成。また、横浜市立大学の「教員地域貢献活動支援事業」を活用し、人材の確保など区内企業が抱える課題を調査し、活性化案を提案していく。

 さらに、世界遺産登録候補の構成遺産などの歴史資産を活用する「歴史資産のまち・かなざわ歴史プロモーション事業」や「空き家等を活用した地域の『茶の間』支援事業」などを盛り込み、地域の人材を生かした地域活性化に取り組む。

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