小学生が連吟 「称名寺薪能」で披露
「おもしろの。花のみやこや…」―金沢区を舞台にした能「放下僧」の謡曲が瀬戸町内会集会所に響く。
5月7日(土)に称名寺で行われる「称名寺薪能」で、連吟を披露するため、区内の小学生が練習に励んでいる。今年は例年より多く28人が参加する。練習3回目となる4月2日は、薪能で「羽衣」を演じるシテ方金春流能楽師の櫻間右陣さんが指導。参加者は扇子の扱い方や声の出し方などを教わった。足がしびれる子も出る中、30分の練習に正座で耐えた。参加者はあと2回の練習で本番をむかえる。
兄が連吟をする様子を見て興味を持ったという、友田樹梨ちゃん(6)は初めての参加。「緊張しているけど、失敗しないように大きな声で謡いたいです」と話していた。
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