金沢区はこのたび、金沢文庫駅・金沢八景駅周辺地区バリアフリー基本構想を策定した。
対象地区は金沢区総合庁舎や警察署などの公共施設、福祉施設、商業施設が集積する金沢文庫駅と金沢八景駅の周辺。高齢者や障害を持つ人らも「バリア(障壁)」を感じることなく活動できる街づくりを目指す。同構想では、金沢文庫駅と金沢八景駅の、線路への転落を防ぐ「内方線付点状ブロック」や車いす対応改札通路の設置、君ヶ崎交差点の横断歩道橋のエレベーター設置の検討、周辺歩道の視覚障害者誘導用ブロックの改善などが盛り込まれた。原則、5年後を目標に事業を実施していく。
策定にあたり区は2010年10月、高齢者、障害者らを含む区民や学識経験者、鉄道事業者などから構成される「金沢文庫駅・金沢八景駅周辺地区部会」を設置。地区の現状把握やバリアフリー化する経路の検討、バリアフリー化すべき個所を点検する街歩きなどを実施してきた。また、市民から意見を募集して得た、約50件の意見を基本構想に反映させたという。
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