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伝統の木遣・囃子 後世に 18日 公会堂で発表会

文化

公開:2013年5月9日

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練習に励む釜利谷宿郷土芸能保存会のメンバー
練習に励む釜利谷宿郷土芸能保存会のメンバー

 5月18日(土)、金沢公会堂(区役所隣)で「金澤の木遣(きやり)と祭囃子(まつりばやし)」が開催される。開演は午前11時30分。入場無料。

 金沢区内で継承されてきた木遣り歌と祭り囃子を披露する発表会。区内10地区の保存会から成る金沢区木遣・囃子連絡協議会の主催で、2年に一度開催されている。

 このうち、釜利谷宿郷土芸能保存会(平野清会長)も、本番に向け最後の練習に励んでいる。同保存会は、地域で明治時代から伝わる木遣り歌・祭り囃子の伝統を残そうと、1973年に設立。現在は、近隣に住む小学生から大人までの約40人が活動している。

 練習開始は毎週日曜の午後7時。独特の伸びのある歌声が特徴の木遣り歌と、リズミカルに奏でられる太鼓や笛が、練習場所の町内会館に響きわたる。メロディやリズムは、譜面に記録こそしているものの、基本的には口伝えで習得する。「体で覚える」ことを重視しているという。

 メンバーは、当日の持ち時間である12分に収まるよう、何度も通し練習を重ねる。表情は真剣そのものだ。囃子を担当する長崎凛さん(11)は、「夏祭りなどで演奏できるのが楽しくて、続けている。本番では、間違えないように一生懸命やります」と話していた。

 連絡協議会の布川紘一会長(72)も、「最も歴史の長い寺前地区では、約200年前から続いている。会員同士の親睦を深め、後継者育成につながれば」と意気込んでいる。問い合わせは080・5676・8356(布川さん)まで。

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