アイロンがけで主婦救う 15年続く教室、今年も
金沢まつり「いきいきフェスタ」でワイシャツのアイロン掛けを教えること15年。今年も10月19日に行われた教室には、「職人」のもとに悩める主婦や家族連れが集まった。
企画しているのは神奈川県クリーニング生活衛生同業組合金沢支部に所属する15店舗。きっかけは家庭でのアイロンがけの相談が多く寄せられたこと。この日もアイロンがけの順番や狭いスペースを生かしたかけ方など、質問に答えながら実演した。「ワイシャツはカフスからかける。アイロンを細かく動かさず、進む方向の生地を少し持ち上げるとしわが伸びる」とコツを教えてくれたのは斉田辰雄副会長(74)。「夫婦で来て旦那さんがやる気になることも。喜ぶ顔を見るのが嬉しいね」と笑顔で話した。
「アイロン技術がないとクリーニング師になれない」というのは大川登会長(78)。国家資格を取得するためにも必要不可欠な技術だという。プロに指導を受けた佐藤クニヱさん(77)は「息子のワイシャツを毎日アイロンがけしている。こんなにしわが伸びるのと勉強になった」と話していた。
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