横浜市立大学は文部科学省に採択された「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の取り組みの一つとして、金沢シーサイドタウンの商店街に地域拠点「並木シーサイドタウンサテライト・ラボ(仮称)」を開設した。3月15日はオープニングイベントを実施。関係者や学生、地域住民ら約100人が参加し、式典や調査研究報告、地域住民との意見交換会を行った。横浜市大の布施勉学長は「地域の皆さんが主役。本当の意味での地域貢献が何なのかを探しながら、成果を世界へ発信していきましょう」と呼びかけた。
このサテライト・ラボは、横浜市大の教育や調査研究の発表、情報発信の場として開設された。並木地区の抱える少子高齢化や人口減少などの課題を解決し、コミュニティに貢献する場を目指すという。地域住民が集いやすいよう喫茶や図書閲覧スペースも設置。地域活動の集まりや勉強会などにも利用することができる。「活動をしていく中で、一緒にやりたい人が出てくれば嬉しい」と三輪律江准教授は話す。
当面の開設時間は、様々な人が訪れやすいよう、曜日によって時間帯を変える。午前10時から午後1時は木・金・土曜、午後1時から5時が月・水曜、午後5時から8時が火・金曜に開く予定だ。今後はオープン日時を増やし、一般の人でも参加できる特別講座などの授業でも利用していきたい考えだ。現在、拠点の愛称も募集している。
問い合わせは市大地域貢献センター【電話】045・787・2205へ。
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