「環境にやさしい、美しいまち金沢」推進事業本部会議が6月30日、いきいきセンター金沢で行われた。今回から金沢の豊かな自然や環境を次世代に残し、向上させていくことを目指し、「金沢区環境にやさしい活動賞」を創設。区内16の団体・個人が表彰を受けた。林琢己区長は「これまで環境活動を外に向かって紹介する場面が少なかった。そうした団体に光をあてることで、活動の輪を広げていきたい」と挨拶した。
本部長賞は、朝比奈小学校(笹木眞佐子校長)が受賞。学校裏山のホタル池を地域の人と一緒に守ってきた功績が評価された。6月28・29日に行われた「ホタルを見る夕べ」には約800人が参加したという。代表者として賞状と記念品を受け取った岡山青葉さん(4年)と古口龍くん(同)は「朝比奈小にはホタルだけでなく絶滅危惧種などいろんな生き物がいる。先週のホタルを見る夕べには800人来てくれた。みんなも来てください」と呼びかけた。
また、副本部長賞には、4団体を選出。海の公園や野島海岸などでアマモ場再生活動をしている「金沢八景-東京湾アマモ場再生会議」、学校創立以来、地域に親しまれてきた「アスレの森」の環境整備を行う「瀬ヶ崎小学校創立60周年記念行事実行委員会」、金沢小学校の「エコ委員会」活動に協力し環境エコ教育などを展開している「NPO法人産業クラスター研究会 グリーン会」、アイドリングストップキャンペーンや事業所周辺の清掃活動などを積極的に実施する「有限会社 マルニ商店」が表彰された。産業クラスター研究会の代表者は「表彰は光栄なこと。区以外の広い範囲でもエコ教育を行い、環境意識の向上を広めていきたい」と話した。その他の受賞者は次の通り(敬称略)。
▽奨励賞=内川町内会環境事業推進委員、関ヶ谷自治会公園部・公園愛護会、能見台平原・千丈公園愛護会、六浦高宗台自治会、町屋ちとせ会、石島正勝、島田實・静枝、中川日出夫、廣田松夫、本田成光、湯地庸子(敬称略)
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