金沢区・磯子区版 掲載号:2014年10月30日号 エリアトップへ

横浜市 「児家センター」全区設置へ 在宅で児童虐待相談支援

掲載号:2014年10月30日号

  • LINE
  • hatena

 横浜市は10月、児童虐待を起こす恐れがある家庭を在宅支援する「児童家庭支援センター」を2019年までに現在の6カ所から18区に1カ所ずつ設置する方針を固めた。市は、同センターを全区に設置することで増加する児童虐待を未然に防ぎたい考えだ。

 児童家庭支援センターは、児童相談所を補完するために児童養護施設などに隣接して設置される民間施設で、運営費は市が負担している。市は現在の6カ所から、5年間で市内18区に1カ所ずつに増設する。これにより、育児不安のある家庭が、身近な場所で24時間365日、心理学の専門家の支援や児童の一時預かりサービスを受けられる。

 児童虐待の恐れのある家庭の相談は現在、区が主に相談の窓口になっている。親子を引き離す必要がある場合は児童相談所を案内し、親子を引き離さずに在宅で支援していく必要があると判断した場合は、同センターを紹介している。

 同センターで一時預かりなどを活用しながら親子を引き離さずに支援することは、その後の親子関係の修復を円滑にさせる効果があるという。しかし、現状では市内に6カ所しかないため、十分な支援ができずにいた。また、初期の育児不安を抱える家庭が同センターに常駐する心理学の専門家のアドバイスを受けることにより、児童虐待の未然防止につながると期待されている。

 市は「全国に約100カ所しかない児家センターを市内18カ所に設置することで、多様化する相談に対し、きめ細かな支援ができるようになる。児童虐待の未然防止につなげたい。民間の知恵を借りられるメリットもあると考えている」と話している。

区や児相と連携強化

 背景にあるのが、市内の児童虐待相談件数の増加だ。昨年度の市内児童相談所への児童虐待相談・通告受理件数は4209件と2009年から約2倍に増加。そのため、児童を受け入れる児童養護施設などが満員状態となっていることや相談内容が複雑化していることが今回の施設増設の要因となっている。

 「児家センター」センター長のひとりは「区や児童相談所などとの連携が深まることが期待できる。相談窓口が広がることは児童虐待相談件数の減少につながると考えられる」と施設増設を歓迎する。

 市は「この取り組みのほか、育児不安のある家庭を支援するために各区の民生委員や学校、医療機関などと新たな情報共有を図る仕組みをつくっていきたい」としている。

金沢区・磯子区版のトップニュース最新6

外食大手がこども食堂開設

外食大手がこども食堂開設 社会

年中無休、金沢区富岡で

6月17日号

コロナで販路減り苦境に

横浜市内障害者施設

コロナで販路減り苦境に 社会

仲介組織が下支え

6月17日号

水道料金値上げへ

横浜市

水道料金値上げへ 社会

7月利用分から1割増

6月10日号

女子団体が初の全国へ

横浜高将棋

女子団体が初の全国へ 文化

総合文化祭県予選で優勝

6月10日号

特例貸付 5.8万件に

特例貸付 5.8万件に 社会

コロナ禍 市内の申請増加

6月3日号

全国大会で2連覇

創学館高チアダンス

全国大会で2連覇 スポーツ

先輩の思い継いで

6月3日号

意見広告・議会報告政治の村

  • 三本の矢で太く強く

    結束し政策を推進いたします! 意見広告

    三本の矢で太く強く

    自民党金沢区支部 横浜市会議員/黒川まさる

    6月10日号

  • 三本の矢で太く強く

    結束し政策を推進いたします! 意見広告

    三本の矢で太く強く

    自民党金沢区支部 横浜市会議員/高橋のりみ

    6月10日号

  • 三本の矢で太く強く

    結束し政策を推進いたします! 意見広告

    三本の矢で太く強く

    自民党金沢区支部 神奈川県議会議員/大村悠

    6月10日号

あっとほーむデスク

  • 6月10日0:00更新

  • 5月7日0:00更新

  • 4月29日0:00更新

金沢区・磯子区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年6月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter