神奈川県中学校男女駅伝競走大会が11月8日、横浜八景島・海の公園周回コースで行われ、金沢中学校が男女チームともに優勝した。両チームは12月13日、14日に山口県で行われる全国中学校駅伝大会に出場する。
同校女子チーム(渕上真衣、黄川田優香、高下遥花、古賀華実(はなみ)、リンズィーヘレナ芽衣)は大会新記録となる41分35秒を叩きだし、2年連続2回目の優勝を果たした。5区中4区で区間賞を獲得。2位の西中原中学校に1分26秒の差をつけてのゴールだった。
2区へのタスキ渡しの時点で3位。2区の黄川田選手が区間タイ記録で2位に浮上し、3区の高下選手が西中原中の選手を追い抜いてからは独走態勢になった。5区のリンズィー選手も安定した走りで、区間新記録を打ち立ててゴールした。
男子チーム(貝塚泰基、磯部豊、尾崎涼、北見嶺、鈴木志吹(しぶき)、壁寸(かべす)竜弥)は、1時間2分54秒でゴールし、1年ぶり2回目の優勝。2位の桐蔭学園に31秒の差をつけた。
男子は区ごとに順位が目まぐるしく変わる大混戦。そのなかでも同校は全員が区間上位の好成績で、徐々に順位を上げていった。
「個々の普段の練習が実を結んだ」と大槻康勝監督。5区の鈴木選手が1位に躍り出てからは独走となり、6区の壁寸選手が右手を高らかに上げゴールテープを切った。区間賞こそなかったものの、全員が一丸となりタスキをつないだ。
大槻監督は「素直に嬉しい。地元開催ということもあり、保護者や地域の方の応援が励みになった」と心境を明かす。全国大会は一昨年に男子、昨年に女子が出場したが、選手の体調不良や故障が続き不振だった。「今までどおりの練習の中でも、特に体調管理に関して万全を期していきたい」と話した。
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