中東3カ国から視察 市大病院の現場を見学
エジプト、サウジアラビア、イランの中東3カ国から4人の医師が4月27日、横浜市立大学附属病院(福浦)に視察のため訪れた。目的は日本の先進的な内視鏡検査と病理検査を調査するため。近年、中東では食の欧米化などで大腸がん患者が増加。国の施策として積極的ながん対策に取り組んでいるという。
同病院では平原史樹院長と会談した後、内視鏡センターを見学。センターの設備や検査方法、内視鏡を実際に使用している現場などを見て回った。
サウジアラビアの医師は「静かでとてもきれい。患者のために設計されていることがよく分かった」と感想を話した。またエジプトの医師は、内視鏡検査の際に「鎮静剤を使わないこと、画像を見ながら診断することに驚いた」と母国との診察の差異を指摘した。
視察団は、ほかに国立がん研究センターと東京大学医学部付属病院も訪れた。
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