能見台駅前の商店からなる「能見台駅前商店会」(遠藤尚男会長)はこのほど、街路灯に防犯カメラを25台設置した。配線工事を待って、8月中旬には稼働する予定だ。
「警察からの要望があった」と遠藤会長。総工費700万円のうち、500万円を国や横浜市の補助金を利用して設置した。同会事務所へ配線をつなぐことで適切に起動するかチェックできるようになるため、毎月のメンテナンス費用を節約できるという。また、運用規定を決め、事務所で映像を管理。パスワードがなければ映像は表示されず、通行人のプライバシーに配慮するという。映像は事件や事故が発生した場合など、警察からの要望に対して提供される。
昨年に発生した、振り込め詐欺の現金1500万円の受け渡し現場となった能見台駅前。防犯カメラが設置されていれば、犯人の映像が残っていた可能性もある。このたび設置された防犯カメラは駅前にも向けられる。遠藤会長は「犯罪の抑止効果になれば」と期待を寄せた。
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