2月14日、南川町内会館(六浦南)で高齢者の医療について学ぶ「六浦南川懇談会」が行われた。当日は地元住民ら35人が参加。講師の服部英明医師(能見台きづなクリニック)が「高齢者の疾患と予防」と題し講演した。また、認知症の基礎知識も合わせて紹介した。同地区のシニアクラブ、南川長盛会の田中守会長は「さらに認知症の問題は増えるはず。これからも予防講座などを継続的に続けていきたい」と話した。
この講演を企画したのはシニアクラブ(六浦・六浦東・六浦西支部)、地域ケアプラザ(六浦・柳町)・かなざわオレンジの会からなる認知症三者連絡会議。今回は全国各地で行われている「認知症カフェ」(オレンジカフェ)の形式を取り入れた。代表を務める乾和夫さん(74)=人物風土記に関連記事=は「これからは地域で支える仕組み作りが重要となる。認知症カフェはそのスタート」と話す。
同会議は2014年から、町内会や団体、大学に働きかけ、認知症サポーター養成講座を各所で開催してきた。開催実績は3月末で、54カ所1300人に登るという。
認知症カフェは3月10日(木)に六浦東地区で、13日(日)に湘南八景自治会館でも行われる予定。両日とも午後1時30分から。
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