5月8日に横浜市青少年育成センター(中区)で行われた第15回大山名人杯争奪全国小学生「倉敷王将戦」の神奈川県予選、低学年の部で、瀬ヶ崎小学校(六浦東)2年生の春木啓汰くん(2段)が優勝を果たした。予選2局、決勝トーナメント5局を勝ち抜いた啓汰くんは、「楽しかった」と笑顔で大会を振り返った。8月6日(土)、岡山県倉敷市で開催される全国大会に出場する予定だ。
兄・優哉くんが将棋を指すのを見て興味を持ったのが始めたきっかけ。母親の倫子さんは「私は何も教えていないのですが、お兄ちゃんの見よう見まねでうまくなったようです」とほほ笑む。今でも家で一緒に対局をしているという。
自宅以外で啓汰くんが腕を磨くのは、東逸見にある「横須賀・按針将棋サロン」だ。「兄弟だけでなく、他の友達とやりたい」と優哉くんと一緒に幼稚園年長から通い始め、はや2年がたった。ほぼ毎週末に行き、子ども・大人に関わらず対局を楽しむ。「覚えもいいし、頭の回転も速い。小さい頃からやっている子はすごく強くなるので、今後の成長に期待している」と同サロンのスタッフは話す。
「指すのが好きで好きで打ち込んできた結果、勝てたのだと思う」と倫子さんが評するように、実戦が楽しくてたまらない様子の啓汰くん。「(将棋は)ずっと続けていきたい」とはっきりと話した。
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