地域の安心・安全を守る金沢消防団。富岡東在住の弊紙記者も「地域の役に立ちたい」と昨年末、第一分団(富岡地区)に入団した。5月22日には金沢消防署で行われた「新入団員教育」に参加し、消防団の「いろは」を学んだ。
午前中の救命講習では、心肺蘇生の基礎を学んだ=写真上=。胸骨圧迫や人工呼吸はもちろん、大切なのは「一人で対処しようとせず、周りの人にできるだけ協力を求めること」。午後は敬礼や整列など練習ほか、消火活動に必要な動作や、ロープの結び方を実習した。災害現場では命に関わる動作だから、学ぶ側も教える側も真剣だ。最後に修了証を受け取り、一日の日程を終えた=写真下。
今回の研修には20代から60代の男女約20人が参加した。仕事も住まいもバラバラだが、それでも「多くのことを学んで帰ろう」という思いがある点で、共通しているように感じる。真剣な分、休憩時間の和気あいあいとした交流がとても楽しかったのも印象的だ。
金沢消防団の実員は5月1日現在、定数580人に対し522人。団員は随時募集している。問い合わせは金沢消防署庶務課【電話】045・781・0119へ。
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