画家の故・坂下昿吉(こうきち)さんが金沢区の往時を描いた歴史絵巻「金澤湊平成詞絵(かなざわみなとへいせいことばえ)」が1月23日(月)から2月3日 (金)まで、金沢区役所1階のエレベーターホール前に展示される。
「金澤湊平成詞絵」は「富岡」「長浜」「金澤文庫」「金澤八景」「六浦」の景色を描いた30号(横92cm・縦74cm)の5点連作。淡い色彩の油絵で、かつての海岸線の街が描かれている。「金沢区に伝わる昔ばなしを織り込んだ、海と山と人々の絵巻物のような作品」と話すのは、昿吉さんの妻で現在、作品を管理・発表し続ける美智子さん。今回展示されるのは「富岡」「金澤文庫」「金澤八景」の3点だ。また、両脇の展示スペースに3号と4号のシリーズ作品も飾られる。
区内での展示は、2014年の金沢文庫ふれあい会館に続き2回目。当時、絵を見た来場者からは「自分たちの住んでいる街を再認識できた」などの感想が聞かれたという。美智子さんは「機会があれば、いつか金澤シリーズを全部そろえて展示してみたい」と話している。
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