横浜市消防局はこのほど、2016年中に市内で発生した火災件数が754件だったと発表した。700件台となったのは、1956年以来59年ぶりだった昨年に続き2年連続。また、出火率(人口1万人当たりの火災件数)は2・0で、48年の自治体消防発足以来、2番目の低さだった。
全体の449件を占めるのが建物火災。そのうち住宅火災は300件だった。出火原因は「こんろ」が81件、「たばこ」が52件と半数近くを占める。同局は「こんろやストーブの取り扱い、たばこの火の不始末には注意を」と呼びかける。
金沢区内の火災件数は34件で、昨年に比べ3件減少した。だが、放火(疑い含む)が7件増の12件と目立つ。市内で見ても全火災の出火原因が206件と、放火が最多だった。金沢消防署の小出健署長は「屋外に燃える物を置かないなど放火されない環境づくりが重要」と話した。
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