シーサイドラインの延伸事業で、国道16号を横断する橋桁3本のうち2本が2月25日(土)・26日(日)の午前1時30分から4時(予定)に架設される。残りの1本は4月に架設される予定だ。
シーサイドラインは、現在の金沢八景駅を約150m延伸し、京浜急行線の金沢八景駅と接続する事業を進めている。現在、シーサイドラインから京浜急行線に乗り換えをする場合は、国道16号を横断する必要がある。延伸が実現し両駅が直結することで、乗降者の利便性が向上する。
25日の午前1時からは、上下線をつなぐ渡り線の部分の橋桁を、26日の同時刻からは下り線の橋桁が架設される予定。また、残る上り線の橋桁は4月に架設する計画だ。この工事に伴い、国道16号は同時間帯、金沢八景駅交差点付近で通行止めとなる。当日のう回路や通行止め時間帯の詳細は市道路局建設課ホームページで確認できる。
目に見えて変わる国道16号の横断桁の架設で延伸工事はピークを迎える。運営する横浜シーサイドラインの藤田譲治社長は「(橋桁の架設で)待望の延伸が『いよいよ』という感じになる。2年先の本格運行が実現すれば、ものすごく便利になるので、期待して欲しい」と話した。シーサイドラインは2018年度に新駅舎の完成、単線で暫定供用し、翌19年度に複線化を目指す。新たな駅舎の開業に向け、建築工事や電気施設の整備も始まっていくという。
金沢八景駅周辺では横浜市南部の拠点づくりに向け、同延伸事業に加え、土地区画整理事業が進められている。駅前広場の再整備も行われ、電車乗り換えの利便性だけでなく、バスやタクシーへの乗り降りもしやすくなる。
金沢区・磯子区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>