磯子区滝頭地区の少年野球6チームで結成した「オール滝頭」が2月に開催された「第14回クリーンカップ選抜親善大会」で初優勝を果たした。神奈川県内から61チームが出場した大会を団結力で勝ち抜いた。
一般社団法人神奈川県少年野球交流協会が主催するこの大会は、主に6年生を対象とした市や区、地区の選抜チームなどが出場。今大会には横浜市、横須賀市、藤沢市、三浦市などから61チームが参加した。
滝頭地区は、磯子クラブ、岡村クラブ、根岸クラブ、根岸丸一ツインズ、丸二少年野球部、横浜モンキーズの6チームから選抜チームを結成。根岸小、岡村小、磯子小、滝頭小などに通う6年生24人を2チームに分け「オール滝頭」「滝頭選抜」として大会に出場した。
滝頭選抜は2回戦で敗退したものの、オール滝頭は、初戦からバッテリーを中心とした守りで接戦を勝ち上がり、準決勝ではベイスターズジュニアに選ばれた3選手要するHitJr(都筑区)に逆転勝利。川崎フレンズ(川崎市)との決勝も延長戦の末、5対4で勝ち優勝を決めた。
チームワークの勝利
オール滝頭の岩橋良人監督=人物風土記で紹介=は「今年のチームは団結力、チームワークが特に良かった。選手一人ひとりが役割を自覚しチームのために戦った」と大会を振り返る。10月のチーム結成以降、普段は敵同士の選手たちは練習中から声をかけあい、コミュニケーションを取ってきた。滝頭選抜のメンバーが敗退後にオール滝頭の応援に回りチームを盛り上げサポートするなど24人全員で優勝を勝ち取った。
大会最優秀選手に選ばれた主戦投手の天本恭平くんは「試合前にはみんなで円陣を組み一つにまとまった。チーム全員で優勝でき嬉しかった」と話した。
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