金沢区内の企業と横浜市立大学芦澤ゼミの学生がタッグを組んだワークショップ「Aozora Factory」が10月14日(土)、産業団地のお祭り「PIAフェスタ」内(会場/金沢産業振興センター)で開催される。様々な体験型WSを通し、金沢区の”モノづくりの力”を発信する。
金沢区の海側に位置する金沢臨海産業団地は、木材、金属、プラスチックなどの加工業をはじめ、IT企業や食品製造業など多種多様な1000社以上の企業が集積する。「コレって金沢区で作っていたの?という驚きを伝えたい」と話すのは学生代表の宮本亮平さん(3年)。当日は鍛冶屋やドローン操縦、木材を使ったDIY、段ボールの楽器作りなどが体験できる約30種類のWSが楽しめる。詳細はホームページ(【URL】http://aozorafactory.com/)へ。
「一過性ではなく、継続性のある町おこしの基盤となるようなイベントを」と昨年、初開催したAozora Factory。約650人が来場し成功裡に終わったが、宮本さんは「不完全燃焼だった」と振り返る。「自分の代で規模を大きくして、大きなインパクトを与えたい」と準備を進めてきた。今年4月から区内の様々な企業を訪問し、どんなWSができるのか模索してきた。
今年初の取り組みとなるのは、企業独自の技術を活用した「製品開発型」のWSだ。9月にはユーザーインタビューを兼ね、開発途中の4つのWSを開催。プラスチック製品のパッキング技術を使ったスノードーム作りなどが試作された。同運営委員会の共同代表も務める芦澤美智子准教授は「企業や技術を知ってもらうイノベーションプラットホームになれば」と期待を込めた。
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