声を掛ける宮崎署長
金沢警察署とみずほ銀行金沢文庫支店、明治安田生命保険相互会社横浜支社が主催する振り込め詐欺防止を呼びかけるキャンペーンが12月15日、金沢文庫駅西口周辺で行われた。
当日は警察官や行員など約50人が参加。高額現金を使う機会が増える年末年始を前に、注意喚起を強めようとした。
詐欺の手口が書かれた啓発チラシとポケットティッシュなど約１０００セットを通行人に配布。参加者は足を止める地元住民らと言葉を交わしながら、真剣な表情で注意を促した。
金沢警察署管内で昨年１月から12月14日までに発生した振り込め詐欺は76件（見届けを含む）。２０１６年１年間の72件（同）を上回る。同署の宮崎哲也署長は「こうしたキャンペーンを通じて１件でも被害を防げるようにしたい」と話し、区民に注意喚起が届くことを願った。
啓発物を配るみずほ銀行の職員
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