金沢区釜利谷の関ヶ谷自治会は町内の防犯力強化のため、「関ヶ谷わんわんパトロール隊」を発足した。3月7日には自治会館前で発足式を実施。各人に犬のリードにつけるパトロール章や散歩に便利な小型バッグなどの防犯グッズが配られた。同隊代表の徳岡正彦さんは、「”自分たちの街は自分たちで守る”をスローガンに、みなで協力し安全で安心な街づくりを行う」と表明した。
わんわんパトロール隊には、地域住民16人・犬19頭が登録。それぞれの隊員が通常の散歩をしながら、町内の見守りをする。
1042世帯が加入する関ヶ谷自治会は、日ごろから防犯意識の高い地域。以前から防犯パトロールを行う「関ヶ谷見守り隊」が活動し、週1回の見守りを定期的に行ってきた。しかし、時間が短く、ある程度コースが決まっているため、見守りに限界があるという意見も。そこで、「愛犬の散歩」という地域資源を活用することを思いついた。山本覚自治会長は「各自のコースと時間がバラバラな『わんわんパトロール』を横糸、見守り隊を縦糸として、隅々まで行き渡る『面』の地域防犯体制を高めたい」としている。
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