9月に閉館した金沢区の三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドの建物を使い、9月25日から28日まで災害を想定した消防訓練が行われた。
この訓練は、同所を管理する三井住友建設(株)の協力で実現したもの。金沢消防署の能見台特別救助隊や金沢第2消防隊、杉田特別救助隊、消防局の特別高度救助隊など約200人が参加した。停止したエレベーターやエスカレーターからの救出のほか、火災発生時の対応、川の中州からの救助方法なども確認した。
震災で倒壊した建物からの救出を想定した訓練では、実際にエンジンカッターを使用して鍵のかかった鉄製の扉を切断。削岩機を使ってコンクリートの床を破壊する訓練なども実施した。
金沢消防署は、「全国で起こる災害の現場に緊急消防救助隊として派遣されることもあるので、こうした場所を提供していただくことは、実践に近い訓練ができるため、貴重な機会。災害時の力になると思う」と話していた。
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