デイサービスなど27事業所が参加する「金沢区通所介護事業者連絡会」は、2年前から関東学院大学人間共生学部の学生と連携。事業所のPRのため学生が紹介マップパンフレットを製作するなどの取り組みを進める。
同連絡会の発足は3年前。認知を広める方法を模索していた折、知り合ったのが同大の新井信一教授だった。PRツール製作の協力を呼びかけたところ、学生が手伝うように。現在は2代目プロジェクトチームが、紹介パンフの製作に取り組む。完成予定は来春だ。また、イベントにも共同で参加している。
一方、大学側からは同連絡会に「福祉の講義をしてほしい」との依頼が。代表幹事の阿部成浩さん(42)が登壇し、普段、福祉とは縁遠い学生たちに介護の現場や介護について話した。「祖父母がデイに通っていると聞いていたけど、どんな場所か知らなかった」などの感想が聞かれたという。
阿部さんは「学生と一緒に活動すると、どういう目で見ているのかが分かる。業界の中で当たり前になっていることを再度気づかされた」と話す。立ち返るいい機会になっているという。
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