金沢区振り込め詐欺等対策協議会定例会が2月13日、金沢警察署5階講堂で開かれた。同協議会は警察署をはじめ、行政や金融機関、連合町内会、関係団体などから85人が会員となっている。官民一体となり、防止対策に取り組んでいる。
定例会の中では振り込め詐欺被害を未然に防いだ功労者を表彰。湘南信用金庫能見台支店の佐藤智之支店長とみずほ銀行金沢文庫支店の中元良治支店長が宮崎哲也署長から感謝状を受け取った。
また、DVDでキャッシュカードをだまし取るオレオレ詐欺の手口などを紹介したほか、昨年の被害発生状況などが説明された。
過去最悪の被害
昨年は神奈川県下で、キャッシュカード手交型のオレオレ詐欺が大幅に増加したことなどから、認知件数、被害額ともに過去最悪となった。
金沢区ではすでに今年に入り12件の発生が認知されている(2月13日現在)。被害額は約1800万円。依然としてキャッシュカード手交型が多いものの、還付金詐欺も認知されている。「年度末は還付金詐欺が増える傾向にあるので、周りと声をかけ合い注意してほしい」と担当者は呼びかけている。一方、同時期で磯子区は0件だった。
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