3月1日に閉幕した「第24回全国青年・女性漁業者交流大会」(主催/JF全漁連)。同会の多面的機能・環境保全部門で横浜市漁業協同組合柴支所の斉田芳之さん(金沢区柴町在住)=人物風土記で紹介=が農林水産大臣賞を受賞した。発表する漁業者は各県で行われる「県予選」を突破した人々。大会はいわば、”漁業者の甲子園”ともいえる。全国から集まった参加者は、漁業や漁村の活性化を試みる他地域の先進的な取り組みを共有した。
斉田さんはこれまで取り組んできた横浜ベイサイドマリーナにおけるアマモ場造成について発表した。斉田さんら漁業関係者は高度成長期の埋め立て事業で失われた、自然の海岸線やアマモ場、漁場を回復するため、市民団体や行政、教育機関、協力組織など多様な関係者と連携・協働。市民参加型でアマモ場を再生させ、環境教育活動に発展させてきた。斉田さんは「アマモの移植イベントなどに関わることで、市民や子どもたちに海を大事にしたいという気持ちが育っているように思う」と話した。
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