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外国ルーツの子 支える教室 金沢区釜利谷東に4月開講

教育

掲載号:2019年4月18日号

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日本語を教える西さん(右)と永野さん(左)
日本語を教える西さん(右)と永野さん(左)

 外国にルーツやつながりを持つ子どもたちに日本語を教え、サポートをする「トレボルNIHONGO教室」が4月に釜利谷東にある八景市場にオープンした。

 この教室は、外国にルーツを持つ小学生や中学生、高校生などを対象に学校の授業や宿題でわからない点をサポートするほか、日本語の読み書きを教える。海外の日本語学校で日本語を教えていた経験を持つ永野将司さん(34)と横浜市立大学の卒業生で、子どもたちの学習支援サークルで活動していた西涼光さん(33)=人物風土記で紹介=の2人が設立した。

 「日本語は話せるけど、日本語で勉強するということが難しい子どもたちは多い。まったく話せなくて、学校に行っても授業についていけない子どもたちもいる。そういう子どもたちの力になりたいと考えた」。永野さんは設立への思いを話す。

 永野さんによると、勉強についていけず不登校になってしまう児童、生徒もいる。さらに、「高校入試が大きな壁になっている」とも説明する。入学しても数カ月で退学を余儀なくされてしまい、行き場を失うことも多いという。このような状況から、この教室を「居場所やコミュニティー形成の場にもしていきたい」と考えている。

タブレット、教材で指導

 教室長を務める西さんは、市大在学時に、このような境遇に置かれている児童、生徒をサポートするサークルの代表を務めていた。当時から、サポート体制の確立の必要性を感じていたといい、今回の設立に至った。

 現在は、14人が教室に通い、タブレットや教材を使い日本語を勉強している。主にぺルーやボリビア、ブラジルなどにルーツを持つ子どもたちだ。

 月謝は5千円から1万5千円。西さんは「日本語のサポートを必要としている人はまだまだ潜在的にいる。ボランティアではない事業として行うことで、継続したサポート、支援ができるのではと考えている。セーフティーネットのような機能も持たせたい。だからこそ、この事業を形にしたい」と力をこめる。

 教室への問い合わせは【メール】trebol.nihongo.yokohama@gmail.com
 

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