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タウンレポート 都市での農を推進 「南横浜FARM」東朝比奈で

文化

掲載号:2019年8月29日号

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赤シソなどを収穫する上岡さん、鈴木さん、照井さん(右から)
赤シソなどを収穫する上岡さん、鈴木さん、照井さん(右から)

 「都市での自然栽培の農を広めたい」――。そんな思いを伝えるため、南横浜FARMは昨年10月に発足した。金沢区東朝比奈の住宅地にある裏山を発信基地に、運営メンバーを含め20人が活動する。

 南横浜FARMのコンセプトは自然栽培だ。「肥料・農薬を使わない」「自家採取の種を使う」「雑草を必要以上に刈らない」など、植物と土の本来の力を引き出す農法で、作物を育てる。

 代表を務める鈴木知子さん(57)と上岡早季子さん(40)は3年前から「種でつながる農」を普及するための活動を開始。固定種・在来種での作物作りを推進してきた。一般に園芸店などで販売される種はF1種と呼ばれるもので、1代限りの栽培に適している。「でも植物から採取した種を、翌年にまくのが植物の自然なサイクル。種は土地を記憶し、適応していくんです」と鈴木さんは話す。また、肥料を使わず土壌生物や微生物の力で、土地を痛めない農を目指す。

 そんな農法で育った作物は見栄えは悪いが、味の濃さや重量感が全然違うという。「自分たちが食べる分を作っているからこそできること。数量を求めるのではなく、育つ過程を楽しんで欲しい」と上岡さん。メンバーには土の変化や作物の違いを実感してもらい、自身の庭やプランターでの栽培に生かして欲しいとも。「1人ひとりが実践すれば大きなインパクトになり、農の在り方も変わっていくのでは」と期待をこめる。

畑は思いの発信基地

 南横浜FARMの発信基地はメンバーである照井絢子さん(49)の自宅の裏山だ。「祖母が段々畑にして朝から晩まで畑をやっていたが、手入れができないようになってからは荒れ放題だった」と振り返る。あるワークショップで出会った鈴木さんと上岡さんに、裏山を何か活用できないかともちかけた。

 「ちょっと広い庭のイメージだったが、広くてびっくりした」と鈴木さん。雑草と共生させているため、一見畑に見えないが、4段の畑に菊芋や里芋、みょうが、花豆、ナス、陸稲、大豆などが育つ。育った作物でワークショップなども随時開催している。興味のある人は鈴木さん(【メール】nonseednonlife@gmail.com)へ。
 

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