子どもたちがいじめ問題と向き合い、誰もが安心して生活できる子ども社会を目指す「横浜子ども会議」。その交流会が金沢区で8月27日、磯子区で29日に行われた。今年のテーマ「だれにとっても居心地のよい学校づくり」は昨年に引き続いたもの。児童、生徒らは昨年度の取り組み、反省を踏まえ、より具体的な内容を話し合った。
区内の各市立小中学校と高校から代表者がそれぞれ参加。磯子区では小中学生が26人、金沢区では小中高生42人での交流会が行われた。地域ごとのグループで、それぞれが考えた居心地のよい学校として共通していた特徴は、誰もが笑顔でいられる学校や一人一人が挨拶ができることなど。そのために各校は様々な取り組みをしてきた。しかし「まだ居心地の悪い思いをしている人もいる」との意見も。その理由としてSNS上での悪口や他学年とのトラブルがあがった。各校はあいさつ運動や意見箱、学年を超えた交流などの実例を共有。今後もより居心地の良い学校を目指す。
磯子区の交流会に参加した生徒は「他の学校が行っていることをお互いに取り入れ合うことで、さらに居心地の良い学校作りに繋げられる。遠い地域の学校の人とも交流できるとても良い機会だった」と感想を話した。
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