関東学院大学空手部は7月に行われた「全国空手道選手権大会団体組手の部」で、準優勝した。次回、同部が挑むのは10月12日(土)に行われる「関東大学空手道選手権大会」。全日本大会の予選であり、4年生にとっては最後の大会でもある。
同部は今年、技術的指導を行う師範を外部から招かず、生徒たちが相談しながらメニューを組むなどして自主的に練習に取り組んできた。昨年は初戦敗退に終わった夏の全国大会で決勝まで勝ち進むこともできた。決勝の相手は強豪・駒澤大学。主将で先鋒を務めた永野風誠さん(4年)は「気持ちだけでは負けないぞと思い挑んだ」と振り返る。中堅まではポイントを先取していただけに、勝てない相手ではなかったと悔しさを滲ませる。
今年の4年生は永野さんと副主将の大㟢雅也さんしかおらず、就職活動などで不在なことも多かった。支えてくれたのは3年生たち。それぞれ自主的にアドバイスをしあい、練習に励んだという。副主将の大㟢さんは「実力が高く、自分で考えて動ける後輩ばかり。その後輩たちと作り上げたチームという意識が今年は特に強い」と振り返る。
最後の大会に向けて永野さんは「これで空手人生も終わり。予選突破を絶対条件に、できるだけ長くこのチームで空手をやれたら」と意気込む。大㟢さんも「最後に後輩たちにかっこいい姿を見せられるような試合にしたい」と力を込めた。
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