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エネルギー安定供給の最前線 「ライフラインを確保せよ」 日新産業が正社員募集
磯子区の海沿いにある首都圏随一のエネルギー供給施設「JXTGエネルギー根岸製油所」。その中でガソリンや灯油、軽油などを積載した鉄道貨車の入換作業を行う日新産業(株)は、現在、正社員を募集している。
同社の側線作業課は、根岸製油所内の広大な専用線を用いてディーゼル機関車を動かし、ポイント操作による進路を構成するほかオーダーに則した日々の作業の組み立てや書類業務等もこなす、言わば小さな鉄道会社そのもの。
入社以来、20年にわたり運転手として安全・安定操業の屋台骨を支えてきた石黒聡さん=写真=は、一番印象に残っているのは東日本大震災だという。「東北に油を届けろ」を合言葉に、関係各社が知恵を絞り合う中、東北復興列車の発送に全力を注ぎ「俺たちは復興支援への最前線にいる。使命感を持ち、任務を全うしよう!という熱い気持ちで一丸となった事が今でも忘れられません」と振り返る。「ライフラインの一部として、安全作業が最重要」と語る。
同社は鉄道に限らず、巨大タンカーの受け入れや国内向けの内航船舶出荷作業、タンクローリー出荷のオペレーター業務や潤滑油製造業務など、幅広く物流部門の先端作業を長年にわたり担う。「地域社会へのエネルギー安定供給の一翼を担ってみませんか」と同社では呼び掛けている。
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