「お客様、乗務員の健康に配慮を――」。磯子区の大明交通や富士タクシーなど4社で構成される横浜無線グループ(小椋健生代表)は、グループが所有する全142台の車内に除菌加湿器を設置し、新型コロナウイルス感染防止対策を講じている。
「安心して乗れた」
3月18日から「新型コロナウイルス対策車両」と書かれたステッカーを車両に貼付。丁寧な手洗いの徹底や検温の実施など5つの取り組みを示した方針を策定し車内に掲示している。さらに、除菌剤を薄めて入れた加湿器を車内に設置し、対策に力を入れている。
乗務員の野田亜紗美さんは「お客様には『安心して乗れた』との声を頂く機会が多い」と話す。
小椋代表は「お客様に少しでも安心して乗車してほしいと取り組んでいる。社員の健康への配慮にもつながる」と話す。
新型コロナウイルスの影響から、「売上が激減している」と話す小椋代表。ただ、「この取り組みを通して少しでも早くこの新型コロナウイルスが終息にむかっていくよう、私たちにできることをそれぞれの立場で実践していけたら」と前を向いた。
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