新型コロナウイルスに対する院内感染防止策の一つとして、初診患者へのオンラインや電話での診療が開始した。オンラインや電話での遠隔診療を初診患者にも特例的に広げた。この措置は新型コロナが収まるまでの期間限定で、医療機関の受診歴の有無にかかわらず認める。処方薬についても、薬局の薬剤師からインターネットや電話で服薬指導を受けたうえ、配送で受け取れるようになった。従来は、初診は対面診療が原則で、再診のみ認められていた。
実施できる医療機関は厚生労働省のホームページで、都道府県ごとに公表している。
オンライン診療を希望する人はまず、受診しようと考えている医療機関のホームページを確認するか、直接医療機関に電話やオンラインの診療をおこなっているか確認を。事前の予約をした上で、診療を開始する。オンライン診療はスマートフォンやタブレットのビデオ通話機能を使って医師が診察する。医師が患者の症状から診断や処方ができなかった場合は、必要に応じて対面診療を勧めるなどしてくれる。
金沢区でも検査開始
金沢区医師会は横浜市から委託され、保健所を介さないドライブスルー方式のPCR検査を4月27日から開始した。
濃厚接触者や症状のある人がかかりつけ医に電話などで相談し、感染が強く疑われると診断された場合に医師会を通して検査ができる。検査場所は非公開のため、本人に直接通知。5月8日現在で同所の検査実績は9件。小幡進一郎会長によると「1日10〜20件できる体制はある」とする。市は感染が疑われる人が速やかに検査できるよう、こうした検体採取所を市内10カ所程度、設置するとしている。
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