磯子警察署(木村和裕署長)は9月28日、架空請求詐欺を未然に防いだとして、静岡中央銀行横浜支店とセブン‐イレブン横浜磯子新杉田店に感謝状を贈った。
SNSで依頼
インターネットアプリを介して知り合った日本人女性とSNSで連絡を取っていた磯子区在住の70代男性は、「私は海外で医療従事者として働いている。日本に戻るために1113万円が必要で振り込んでほしい」などのメッセージを受信した。この男性が7月17日に、金を振り込むために同銀行を訪れ、窓口で対応した平位春奈さんが不審に思い、磯子警察署に通報し詐欺が発覚した。平位さんは、「よく来店されるお客様だったが、普段と違う取引だった。金額も高額で詐欺だと思った。お客様の預金を守れて良かった」と話した。
電子マネーで要求
また、別の磯子区在住70代の男性は、スマートフォンでインターネットサイトを閲覧中に何らかの理由で「登録完了」の画面が表示され、取り消すために表示された電話番号に電話をしたところ「電子マネー30万円分購入してほしい」と要求された。
男性は7月25日にセブン‐イレブンを訪れ、複数回にわたり電子マネーを購入したため、対応した佐藤珠夕さんが不審に思い磯子警察署に通報した。佐藤さんは「30万円分と聞き、高額で怪しいと思った。今回の件で詐欺が身近にあると改めて感じた。アンテナを張ってこれからも働きたい」と振り返った。
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