10月の任期満了を控え、衆院選へ向けた動きが進んでいる。神奈川1区(中、磯子、金沢区)は、立憲民主党の現職・篠原豪氏(46)と日本維新の会の新人・浅川義治氏(53)が立候補の意向を示している。
一方、緊急事態宣言下の深夜の飲食店滞在問題で自民党を離党した現職の松本純氏(70)は、態度を明確にしていない。自民党県連の今後の対応も注目される。また、立民などとの共闘協議を進める共産党は、中央委員会が調整中だという。
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松本氏は衆院議員7期目。2016年には第3次安倍第2次改造内閣で初入閣し、国家公安委員長を務めた。緊急事態宣言が出されるなか銀座の飲食店に深夜まで滞在し、実際は3人の訪問を当初一人と虚偽の説明をするなどの一連の責任をとり、2月1日に自民党を離党している。現在、謹慎状態となっており次期衆院選への態度は明らかにしていない。
篠原氏は横浜市議を1期務め、現在、衆院議員2期目。14年の選挙は、維新の党から出馬し初当選。17年は立憲民主党から立候補し議席を確保した(いずれも比例)。「政治は国民のためにある」との思いで、今の政治の在り方に危機感をつのらせる。立民の外交・安全保障・主権調査会の会長として、現実的な日本の外交・安全保障政策に取り組む。
浅川氏は金沢区の高舟台小学校、大道中学校、富岡高校(現金沢総合高)を経て、日本大学法学部卒。横浜銀行に入行。2003年に磯子区から出馬し、横浜市会議員を1期務める。現在は日本維新の会の神奈川第1選挙区支部長。身を切る改革を含む政治・行政改革や情報公開のほか、安全保障上の観点からも未確認飛行物体の対策を議論すべきと主張する。
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