能見台小学校5年1組の児童は3月17日、和菓子店・横浜紅谷能見台店と協力し開発した新商品「桜色の幸せ」を6年生にプレゼントし卒業を祝った。
5年1組の児童29人は、7月から総合の授業で横浜紅谷能見台店と新商品の開発を進めてきた。お祝いや卒業式、入学式などでプレゼントできる「春におめでとうが伝わる和菓子」をテーマに試作を重ね、このほど桜の練り切りに抹茶のあんこが入った新商品が完成した。
同校では例年、3月の卒業式に5年生も出席し6年生に直接お祝いの言葉を贈ってきた。しかしコロナ禍で「5年生は卒業式に出席できないかもしれない」と感じていた5年1組の児童は「和菓子で6年生におめでとうを伝えたい」をもう一つのテーマに、6年生に秘密で授業を進めてきた。
サプライズでプレゼント
卒業式を控えた3月17日、5年1組の児童がサプライズで6年生の各クラスを訪問。和菓子をプレゼントされることを知らされていなかった6年生は、興奮した様子で受け取った。6年生の男子児童は「5年生の思いが詰まった商品。家に帰って美味しく頂きたい」と嬉しそうに話した。また、5年1組の竹内優花さんは「6年生が喜んでくれて嬉しかった。桜色の幸せを食べて、幸せになってもらいたい」と笑顔を見せた。
新商品は、春季限定で横浜紅谷能見台店で販売されている。
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