金沢区の六浦南小学校(田村憲一校長)で4月28日に国際理解に関する授業が開かれた。東アフリカ・タンザニア在住で横浜市出身の島岡強さんが同校を訪問し、タンザニアの現代アート「ティンガティンガ」の絵画寄贈や児童との交流が行われた。
これは島岡さんが代表を務める株式会社バラカ(大阪府)が主催するティンガティンガの原画展にあわせた企画。ティンガティンガとは、約50年前に誕生した絵画様式で、6色のペンキで動物や自然などを表現する。島岡さんはアフリカの実情や文化を伝えようと、磯子区在住の写真家・新井秀幸さんの協力を得て、約10年前から市内各地の小学校で同様の活動に取り組んできた。
この日は校内のテレビ放送が行われ、島岡さんと妻の由美子さんが出演。写真や映像も交えて現地の様子を伝えた後、現地のアーティストが描いた絵画を6年生の代表4人に手渡した。
さらに、4年生向けにはサイの絵に色を塗るワークショップも実施された。田村校長は「子どもたちがアートを楽しんでいる姿が見れた。とても良い授業になった」と話した。
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