チアダンスの全国大会「USA Nationals2021」の結果発表が4月29日にオンラインで行われ、横浜創学館高校(金沢区六浦東)のチアダンス部Sparkleが高校編成Song/Pom Dance部門で優勝した。本選中止となった昨年を挟み、2連覇を達成した。
今大会は予選・本選ともに映像審査となった。創学館が優勝した部門の2位は金沢総合高校(同富岡東)、3位は厚木高校で上位を神奈川県勢が独占した。
予選、本選の演技撮影は2回までと決めて臨んだ。予選は2位で通過。本選1本目は思い描く演技ができなかった部分もあり、修正箇所を確認して2本目に。「これで最後だから全部出し切ろう」と声をかけあった。演技後の達成感や充実感は「今までで一番」とメンバーは口をそろえる。全員で見ていた結果発表で優勝が決まった瞬間、皆で号泣したという。
宣言下で自主練重ね
昨年の大会は予選を1位で通過したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で本選は中止に。先輩たちに、「来年は絶対1位をとってきて」「自分たちの夢は託した」と言われただけに、今大会にかける思いは格別だった。
部内オーディションを行って決まったメンバーは、3年生9人、2年生4人の計13人。振り付けは少し変えたものの、曲は昨年の大会と同じものを使い、昨年12月から練習を開始した。
しかし、緊急事態宣言を受け1月後半から2月末まで部活動は休止。そんな中でも、Zoomを駆使して各人が自主練し、個人の形を直すことに専念した。宣言が明けても、練習時間が短かく、マスクをしたままの練習は表情が見えにくいやりづらさはあったが、「練習中は学年関係なしに意見を出し合い、演技を高めてきた。今まで以上にメンバー全員で作り上げた感覚があった」と振り返った。
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