磯子警察署(熊田嘉範署長)は6月14日、特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、横浜杉田西郵便局と小林弘典さんに感謝状を贈った。
杉田西郵便局での事案は5月12日に発生。携帯電話を手に局内に入ってきた70代女性に、同局の二本木文彦さんが対応した。挙動が不審だったため声をかけて話を聞くと、区役所職員を名乗る者から医療費の還付があるという電話がかかってきたことが判明。その場で女性に代わり相手に電話をするとすぐに切られ、女性が被害に遭うのを防いだ。感謝状は同局を代表して二本木さんに贈られた。
また、小林さんは洋光台の無人ATMで5月21日、携帯電話で通話しながら機械を操作をする70代男性に遭遇。電話で指示を仰ぎながら操作をする姿に声をかけると、銀行職員を名乗る者からの電話だと発覚。詐欺の疑いがあると男性を説得し、交番へ連れていくことで被害防止につながったという。
熊田署長は「勇気を出して声をかけていただいたおかげで2人が被害に遭わずに済んで感謝している。署としても1件でも被害を防げるように対策に取り組んでいく」と話した。
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