磯子区洋光台にある電気店「洋光台電化センター」。後継ぎ不在の状況が続いていたが、このほどNPO法人洋光台生活サポートくらぶの協力で後継者が見つかった。
同店は1970年、洋光台の団地ができて間もなく開店した。前代表の伊東幸男さん・昌さん夫妻を中心に、電球の交換から生活家電の販売、修理など地域に密着したサービスを提供。2人が80代になったため5年前から後継者を探して市などに相談していたが、見つからない状況が続いていた。
そんな中、昨年出会ったのが、洋光台地区で生活の困りごとに対応する同法人の代表理事・小金基泰さん。小金さんは地域に声をかけて回ると、地域の横のつながりから汐見台在住で地区社会福祉協議会などに携わる飯塚昇さん(59)とつながった。飯塚さんは大学で機械工学を専攻し、IT関連の会社を経営していた経歴の持ち主。会社を売却して新たな挑戦を模索していたこともあり、依頼を快諾した。
「お客様から『やめないで』という声が多かったのでホッとしている」と伊東さん。かつては洋光台に6軒の電気屋があったというが、今では同店を残すのみ。新たに代表取締役となった飯塚さんは「この町の人々の生活を支えられるように、できることを考えていきたい」と話した。
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