横浜学園高校(磯子区岡村)の木村佳央さん(3年)が、静岡県で3月末に行われた全国高等学校アーチェリー選抜大会で4位に入賞した。
同大会は高校年代で、夏の全国総合体育大会(インターハイ)と並ぶ大きなアーチェリーの大会だ。全国から資格を満たした80人が参加。木村さんは25人のみのシード選手として出場権を獲得し、前年に続き2年連続で出場を果たした。
風を読み、的を射る
今大会は70m先にある直径122cmの的を狙って得点を競う。的の中心に近いほど高得点が得られ、予選は6射12セットを終えた合計得点で勝負。大会当日は強風に見舞われたが、全体1位で予選を突破した。木村さんは「自分の心と風との勝負だった。段々風を読む力がついてきて、うまくいった」と振り返る。
決勝トーナメントは1対1で3射1セットずつ行い、各セットで高得点の方が2点、同点は互いに1点を獲得し、6点先取で勝利となる。予選の結果により2回戦から臨んだ木村さんは、集中力保って勝ち抜きベスト4に進出。準決勝は日本代表選出歴のある相手に敗れたが、全国大会初の入賞を果たした。
「持っている力は出し切れた。予選は1位でうれしかった」と手応えを語る木村さん。5月下旬から始まるインターハイ予選に向け、「出場だけでは満足できない。一桁順位を目指したい」と話している。
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