2018年から神奈川県下最大級の工業技術・製品に関する総合見本市「テクニカルショウヨコハマ」に、「LINKAI横浜金沢ブース」として出展。出展企業と協力しながら、LINKAIのPRと企業間連携を行っている。
今年はパシフィコ横浜展示ホールで2月1日から3日間行われ、区内6社((株)景泉機器、(株)シラド化学、(株)南武、(株)キュー・アイ、三和化成工業(株)、(有)双葉印刷所)が同ブースに参加した。「再構築×最高地区」のテーマのもと、各社が新製品や画期的な取り組みを紹介した。
自社の技術や製品のPRに留まらず、企業間の交流も生まれるのが、同ショウのよさ。シラド化学の白土和弘代表取締役社長は、LINKAI横浜金沢ブースの検討部会のメンバーの一人。7人のメンバーとテーマ決めや出展企業について検討を重ねてきた。「同じ地域に、様々な企業があり、それぞれの得意分野がある。外に向かってはもちろん、出展企業間でもお互いにやっていることを知ってもらえるいい機会」と話す。隣で出展した三和化成とは同じ「油」を扱うが、「得意分野が違うので、お互いに補完できる存在」だとも。「その用途なら、あの企業に相談した方がいい」--得意先の要求に地域で対応できる強みを生かす。
シリンダーを扱う景泉機器の落合正浩取締役は「職人は井の中の蛙になりがちだが、近くの企業と融合していくことで新しいことが生まれてくるはず。近くだからこその地の利を生かして、相談や情報交換、交流を進めていきたい」と話した。
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