訪問演奏会「音楽で心を助け隊」を発足した 志賀 純平さん 金沢区東朝比奈在住 36歳
音楽で人つなぐ架け橋に
○…今年1月、老人ホームや保育園などを訪問し、生の音楽をボランティアで届ける「音楽で心を助け隊」を立ち上げた。初回は歌とギターの演奏を地元、湘南八景自治会のコミュニティサロン「ほっこり」で開催。「音楽を聞いて自分も助けられてきた。心にストレスを抱えている人がいるなら取り除けたら」
○…高舟台小、大道中を卒業。同居する祖母が民謡の先生で、自宅にはカラオケの機械があり、地元の人が集まって歌うような環境で育った。その影響で小さい頃からずっと歌が好き。中学生の時にアコースティックギターを始め、金沢文庫駅前で路上ライブをするように。高校は星槎国際高校の「郷土芸能」専攻に進み和太鼓部に所属。年間100カ所以上、老人ホームや保育園を巡業、高校3年ではオランダ遠征も経験。「路上ライブや和太鼓での経験が今回の訪問演奏会をやってみようというきっかけにもなった」と話す。
○…都内の音楽の専門学校に進学。卒業後もフリーターとして働きながら音楽活動を続けていたが、結婚を機に中断。5人の子どもが大きくなったこともあり昨年、約10年ぶりに音楽活動を再開した。感動したと泣いてくれる人の姿を見て、いろんな人に音楽を届けたいと思うように。「10数年前は自分が売れたい、楽しければいいと思っていたが、再開後は人のために音楽をやりたいという目標が生まれた」
○…運送の仕事をしながら、練習は子どもたちが寝た後にひっそりと。「心が和んだり、優しくなれたり、音楽でしか感じることができない感情をいろんな人に感じてほしい」。2月21日の「ほっこり」での演奏をはじめ、まずは区内で活動を広げていく。「人とつながり、いろんな人を巻き込んでいきたい」
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