磯子区はこのほど、磯子区民意識調査の結果を発表した。今回の結果から、磯子区への定住意向が増加傾向にあることや、住民が区への愛着を感じている割合が横浜市全体よりも高いことが明らかになった。
区では2005年度から2年毎にアンケート調査を実施。生活環境や地域活動などについて質問することで、住みよいまちづくりのために生かしてきた。今回の調査は無作為に抽出した区内在住の18歳以上の男女3500人を対象に昨年6月に行われ、1485件の回答を得た。
主な結果によると定住意向を問う項目では、磯子区に「住み続ける」「たぶん住み続ける」を合わせた回答が75・1%。前回より0・8ポイント増加し、17年度の調査から増加が続く。
また、磯子区や住んでいる地域に対して愛着や誇りを感じるかの問いには、「感じている」「やや感じている」という回答が7割を超えた。今年度の横浜市民意識調査で居住区に対して愛着や誇りを「感じている」「やや感じている」と答えた64・9%より割合が高い結果となった。
自治会町内会加入は減
一方、自治会町内会へ「加入している」という回答は、72・3%で前回より0・4ポイント減少し、17年度の調査以来徐々に減少が続く。加入していない理由は「加入のメリットが分からないから」が前回より0・9ポイント増加して最多の27・4%だった。
自治会町内会加入のメリットが分からないという理由が多かったことに対し、区役所担当者は「共働きのご家庭を中心に、自治会町内会について知ったり、加入する接点が持てなかったりする状況にあるのではないかと考えられる」とした上で、「地域活動を知るきっかけづくりを進めていく」と答えた。
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