昨年10月、称名寺近くにオープンしたアートスペース「ASABAアートスクエア」(金沢区金沢町205)で、「レニャテーロス工房と 荒木珠奈の”はじめまして”展」が開催されている。1月30日(日)まで。
アーティストの荒木さんと現代マヤ人が紙すき・版画・製本を手がける同工房の出会いは2004年。荒木さんは、ダンボールや落ち葉などの捨てられる素材から作られた美しい紙とそのグラフィック作品に、即座に魅了されたという。昨年はメキシコに滞在し、一緒に絵本制作や紙版画のワークショップを開催した。
同展では、荒木さんのメキシコを描いた銅版画と同工房のアートブックやポスターなどを展示する。ゴミを美しい紙に変える技術は、まさに現代マヤの”錬金術”だ。また、両者がコラボレーションして制作した絵本は必見。マヤ神話をもとにした「NeNe Sol」(末っ子の太陽)という話で、圧倒的な存在感をはなつ顔の表紙は工房が、中の絵などは荒木さんが手がけた。「小さなスペースだが密な空間が作れた。多くの人に見て欲しい」と荒木さん。問い合わせは【電話】045・783・9705へ。
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