西柴中学校の国際交流部の部員たちは、被災地の子どもたちに送る絵本292冊と文房具1000個を集めた。これは金沢文庫芸術祭実行委員会が行っていた被災地応援活動に協力をしたもの。集められた支援物資はNPO法人「地球の楽好」を通して、仙台近郊の保育園、幼稚園、避難所の子どもたちに届けられた。
5月上旬から物資支援の活動を始めた国際交流部は、各クラスの教室の中や職員室前に空のダンボール箱を設置。全校生徒に呼びかけた他、通学する地域の掲示板にもポスターを貼り、多方面から協力を募った。設置した各ダンボール箱は1ヵ月足らずで絵本や文房具でいっぱいに。「そんなに集まらないだろう」と思っていた部員たちは驚いたという。
2年生の部員、鈴木愛菜(あきな)さんは「地域の人や生徒のみんなに協力してもらって嬉しかった。少しでも被災地の力になれたらと思い頑張った」と充実した表情を見せた。
金沢区・磯子区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>