林文子横浜市長は7月1日、横浜市立大学金沢八景キャンパスで、ベンチャービジネス論を履修する学生ら約350人を前に講義を行った。
林市長はまず、「働くことを楽しみにして欲しい」と学生に語りかけ、講義を始めた。その後、「高卒で就職したが、同じ年に入った男性と同じ仕事をさせてもらえなかったこと」「30歳でホンダの営業所に入った経緯」「自分の名刺を与えられた時の感動」「お客様から学んだビジネスの基本」「売り上げ最下位の店舗をトップに押し上げるマネジメント術」「働くということとは」などを自身の経験を交え、感情豊かに語った。最後には、「ビジネスで経験した現場主義は、行政にも必要。待ちの姿勢でなく、役所の方から積極的に踏み込んでいかないと」と市長としての意欲を見せ、締めくくった。
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