釜利谷高校のボランティアサークル「釜利谷サポートチーム」の生徒が今月、六浦小と高舟台小の2校で非行防止教室を開いた。これは、県警察本部と県教育委員会が企画し、県内各地で実施しているもの。区内では今回が初めて。
このうち高舟台小(平野則行校長)では、11月17日に3年生を対象に開催した。同サークルの生徒6人が、合間に児童の意見を聞きながら、万引きを題材に劇を披露。最後に「自分で考えて、正しい行動をする」「強い心を持つ」など、非行に走らないための”約束”を示した。「守れる人?」という生徒の声に、児童らは大きな声で手を上げて応えた。終了後、同サークルの岡崎千尋さんは、「時間配分など難しかったですが、(児童らが)楽しんでくれて良かった」と笑顔で話した。
教室を視察した県教委の粟野成弘指導主事は、「今年、県内では11校で実施した。規範意識の醸成ができるので、教える側の高校生にもメリットがある」と評価。県警生活安全サポート班の小澤淳巡査部長も、「実施した各校で好評をいただいている。今後も学校などと連携して継続していきたい」と話した。
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