講演に聞き入る会員ら
鳥浜振興会館で11月18日、暴力団排除セミナーが行われた。主催は、鳥浜工業団地の事業所からなる金沢団地組合（榎本英雄会長）。これは、事業者へも利益供与の禁止などを課した県暴力団排除条例が、今年４月に施行されたことを受けて実施したもの。事業者としての認識を再確認することが目的だ。
当日は26人の会員が参加。県警本部暴力団対策課の島村雅夫課長補佐と、弁護士の佐藤裕さんを講師に招いた。講師は、暴力団のしくみや恐喝の様々な手口を解説。一度でも金銭を渡してはならないことや、契約書などに暴力団排除条項を盛り込むことなど、具体的な対策を呼びかけた。
同組合の久保木一郎事務局長は、「初めて聞くことも多く、非常にためになった。暴力団排除に向け、会員も認識を新たにしたのでは」と話した。
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